失業保険 会社都合

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失業保険は会社都合の方がお得

失業保険について話題になる時、よく「会社都合の方が得」という話が出てきますが、具体的にどのように得なのか、見てみましょう。

 

(1)会社都合の場合、給付額が自己都合退職より多い
会社都合で失業する場合、失業保険は自己退職者よりも90日分多く給付されます。
自己都合の場合はあくまで自分で計画を立てての退職とみなされるのですが、会社都合の場合は準備期間も無くいきなり仕事を探さなければ行けないので、それを救済する意味もふくめて、この90日間分がプラスされるのです。

 

失業保険を受給するにあたり、会社都合でも自己都合でも、共通して7日間の「待機期間」がまず最初にあります。
これは、完全に失業していると言う事実を証明する為の期間です。
自己都合の場合は、さらにいわゆる「受給待ち」(受給制限)が90日分課されます。
つまり、自己都合の人が失業保険を受給するには、90+7日待たなければならないのです。
会社都合の場合は、この7日間ののち、雇用保険受給説明会と失業認定日を経れば、すぐに受給が開始します。

 

失業保険は「基本手当日額」×給付期間で総額が計算されます。
基本手当日額は「ボーナスを除く退職直近6ヶ月の給与」÷180日×給付率で計算されます。
この計算法に、会社都合か自己都合かということは影響して来ません。
受給期間の点でのメリット=会社都合で退職するメリットと考えて良いでしょう。

 

(2)会社都合の場合、雇用保険の納付期間と年齢を組み合わせたメリットがある
失業保険の金額と、雇用保険の納付期間の面での会社都合・自己都合の違いを見てみましょう。

 

会社都合の場合、雇用保険の納付期間と年齢に応じて90日〜最大330日の給付期間が与えられます。
自己都合の場合は年齢に関係したメリットは無く、雇用保険の納付期間に応じて90日〜150日の給付期間が与えられます。
先ほどお話ししたように、失業保険は「基本手当日額×給付期間」で計算されますので、雇用保険の期間と年齢を合わせて計算してみた場合、会社都合と自己都合では、かなりの開きがある事がわかりますね。

 

どのような場合が会社都合となるのか

失業保険を会社都合で受け取る為には、条件があります。

 

  • リストラされた場合
  • 採用時と労働条件が異なる場合(月45時間以上の時間外労働が付された場合)など

 

また、上司のパワハラやセクハラなどの問題で自己都合退職しても、失業保険の手続き時に離職票で異議を出し、「会社都合」にできる場合もあります。
パワハラやセクハラに限らず、離職票提出の時に異議を出す場合は、退職前にハローワークに相談しておく事をお勧めします。
手元に様々な証拠を残しておいた上で手続きするのがポイントです。

 

派遣の場合は離職票を貰うタイミングに注意

派遣の場合、期間が満了して契約を打ち切る場合、会社都合の退職扱いになります。
ただし、離職票を受け取るタイミングが要注意です。
退職後すぐに離職票を受け取ると、離職票に「自己都合」と記入されている場合があります。
派遣社員だった場合は、確実に会社都合の離職票を受け取る為には、1ヶ月待ちましょう。
この1ヶ月間は勿論収入はありません。
しかし、会社都合になれば3ヶ月の給付制限はありませんので、自己都合よりも結果的に2ヶ月早く給付が開始します。

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