失業保険 定年退職

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失業保険は定年退職しても貰えるの?

最近は、定年退職後も、老後の蓄えの為にもう少し働きたいという人も多いようです。
定年退職の場合も、失業保険を貰う事はできます。
(65歳以上の方の場合は、「高年齢求職者給付金」が一括で支払われる形になります。)
60歳〜64歳の定年退職者の場合は、手続き的には一般的な失業保険の手続きと同じです。
ただし、再就職前にしばらく休養したい場合は、受給期間の延長手続きをとる必要があります。
以上の手続きは、途中まではステップが同じですので、順を追って見てみましょう。

 

定年退職後の失業保険の手続き:共通部分

定年退職前
失業保険の手続きに必要な書類の準備に取りかかります。

  • 「離職票」…勤務先がハローワークに手続きした後、退職日から10日以内に発行されます。退職当日には受け取る事ができないので、受け取り方を会社と話し合っておきましょう。一般的には、郵送で送られて来る事が多いようです。
  • 「雇用保険者被保険者証」…ハローワークでの手続き時に必要です。紛失した場合は、勤務先に再交付をお願いしましょう。
  • 「離職証明書」および「雇用保険被保険者資格喪失届」…勤務先から発行されます。内容を確認の上、署名捺印しましょう。

 

定年退職後
離職届を受け取ったら、退職理由と給与金額を確認します。
上記は失業手当(基本手当)の金額に関係するので、必ず内容を確認しましょう。
離職届が退職後14日以内に受け取れなかった場合は、ただちに会社に連絡し、請求しましょう。

 

離職届の確認後、以下の必要書類を揃え、できるだけ早くハローワークに行き、失業保険の手続きをしましょう。

  1. 「雇用保険被保険者証」
  2. 「離職票」
  3. 「写真付きの公的身分証明書(運転免許証やパスポート等)」
  4. 「縦3p×横2.5pの写真1枚」
  5. 「本人名義の預金通帳(ゆうちょ銀行以外が望ましい)」
  6. 「認め印」

 

手続きは以上の必要書類確認、および口頭での質問となります。

 

60歳〜64歳でしばし休養してから働く場合
失業保険の基本手当の受け取りを延長してもらう手続きをこの際に行います。

 

60歳〜64歳ですぐ再就職を希望する場合/65歳以上の場合
書類の不備や問題が無ければ「受給資格の決定」(失業保険の受付が完了したと言う事)となり、次のステップに進みます。

 

定年退職者の受給資格の決定後の流れ

待機期間
受給資格決定後、次のステップは「待機期間」です。
失業保険の基本手当を受け取る為には、手続き後の7日間「失業している=定職に就いていない」という事が条件となります。

雇用保険受給説明会
「待機期間」が過ぎた後、ハローワークから指定された日に「雇用保険受給説明会」に出席します。
この時に失業保険の受給の詳細や今後の流れが説明されます。
また、失業保険の受け取りにあたって必要な「失業認定申請書」と「雇用保険受給資格者証」が渡されます。
さらに、この説明会で1回目の「失業認定日」が指定されます。

失業認定日(1回目)
ハローワークが指定した失業認定日に出席し、説明会時に受け取った「失業認定申請書」に、就職活動の実体を記入して提出します。

 

65歳以上の定年退職者の方の場合、この後「高年齢求職者給付金」が一括で支払われ、手続き完了です。

 

60歳〜64歳の方の場合は、これ以降基本手当の給付が終了するまで、4週間に1度、ハローワーク指定の失業認定日に出席する事になります。
失業認定日の出席後、5日〜7日後に基本手当が口座に振り込まれます。

 

気になる失業保険と年金との関係性

以上で見て分かるように、同じ定年退職でも「60歳〜64歳」と「65歳以上」では、給付の方法が違います。

 

65歳以上…基本手当×日数(雇用保険の被保険者期間に準じて30日または50日分:一括)
60歳〜64歳…基本手当×日数(雇用保険の被保険者期間に準じて90日・120日・150日)

 

これだけ見ると、一括か4週間毎かという違い以外に、支給額が大きく異なるのが分かると思います。
「65歳になる前に退職した方がお得なのかな?」と思う人もいるかも知れません。

 

ただし、65歳が定年退職の場合、その前に退職すると自己都合扱いになるので、3ヶ月間の給付制限がかけられます。
また、基本手当を受け取っている場合は、老齢厚生年金の支給は65歳からとなります。
これらを総合的に見た上で、老後の蓄えとして最善の策を検討することをお勧めします。

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